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翼の人

Author:翼の人
拙い過去作や新作を
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最近はツイッターに
出没するのがほとんど。

2年ほど放置してましたが
やる気がついに戻ってきたので
創作活動再開!

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オリジナル『揺れゆくNokia』 第1話

このページは、揺れゆくNokiaの第1話のページです。

読む前にキャラクター設定(クリックでキャラ設定へ飛びます)を読まれるのを推奨します。

というか読まないといろいろさっぱりだ造!






-----本編-----

『ノキアルはここには向いていない、上に行け』

その日、いきなり言われた。

「いやいや、私はここで仕事に勤しむのが一番で」

『いいや、お前は上の方が良いだろう』

「いやいやいや、わたしはここで・・・」

『だから、お前は』

「いやいやいやいや、こ・・・」

『ええから、はよ飛んでいかんかぁー!』

スパーン!

飛ばされた。

左遷だ、天への左遷だ。

そんなの聞いたことがないって?

そうだろう、左遷じゃないからな。

だいたい、飛ばされたところで

はいどうぞと天が迎えてくれるわけがないだろう。

勢いのまま、地面を上へ上へとのぼっていく。


このペースだと、1時間くらいで向こうには到着するだろうが

どう行って、向こうへ馴染んでいけばいいのだか。

なんだか、地面が固くなってきた。

まもなく。

突っ切れない何かにぶつかり明るいところへ出れたものの

勢いは完全に失った。

「モグラだー!」

「えっ・・・」

「すごいね、最近のモグラは人の形をしてるんだね」

「いや・・・鈴々ちゃん、これはどう見てもモグラじゃないって」

「華奈は、これがモグラに見えないと!」

テンション任せで声を張る鈴々。

「どう見ても、見えないでしょ」

冷静に突っ込む華奈。



何やら、見たことない女2人がこっちを見て雑談をしている。

「目開いてるけど、寝てるのかな?」

「まばたきしてるし、たぶん起きてるんじゃない・・・かな」

「モグラさーん」


「モグラちゃうわー!!」

「喋ったー!?」

「おうおう、よくあるリアクションだな、お前!」

「いやだって、普通は驚くでしょ!」

「あたしの名前は、ノキアル・ヘルオンアース・ファミリャー」

「なんだって?」

「ノキアル・ヘルオンアース・ファミリャー!」

「軒下のいろ○す拾えや!」

「全然違ぇよ!! だいたい、なんだよ、この灰色の硬いやつ!」

「灰色のって、アスファルトのこと?」

「なんじゃ、そのアスファルトって」

「何って言われても、舗装的な?

こういうときは、秀才の華奈に答えらもらおう!」

「えっ、わたし・・・?」


目の前で起こってる不思議な光景を

まだ飲み込めてないのと突然振られて

華奈が動揺する。


「えっと・・・あの・・・土瀝青(どれきせい)っていって

原油に含まれる炭化水素類の中で一番、重質のもので減圧蒸留装置っていうので作られた

減圧残油はそのままアスファルトになって、それは主に道路舗装に使われるの。

今、ノキアル・ヘルオンアース・ファミリャーさんが破ったのが

それ。元々、粘度が高い液体で常温だと・・・」

「あ、もういいです華奈さん」

「あっ・・・」

「人としゃべるのが苦手なのに、一度しゃべりだすと

止まらない時あるよね」

「あうー・・・」

「お前・・・今、フルネームで名前を呼んだよな・・・?」

「えっ・・・ノキアル・ヘルオンアース・ファミリャーさん」

「すごい・・・今まで一度もフルネームを一度で覚えてもらったことなかったのに

たった一度行ったことだけで覚えてしまうなんて!」

「そりゃ、華奈は頭いいからね~!」

「お前とは全然違うな」

「名前よく間違えられるから・・・」

ボソッと華奈が言うが発した言葉が

耳に入ったのは、この中にはいなかった。

「何か言った?」

「い、いや何も」


2人と1人?は華奈の家に移動してきた。


「何から話そうか」

「何者なの?」

と鈴々が質問を投げる。

華奈はかなりの人見知りであり

まともに話せる相手は、鈴々しかいない。

ましてや、何者かもわからない相手に

華奈が質問を投げかけられるわけがない。

「あたしは、地獄の精霊」

「地獄の精霊?」

「正直、信じてもらえるか分からないが

特に命をとるようなことはしていない

ついさっきまで地獄で仕事をしていたんだが

いきなりお前は天の方がいいとかなんとかで飛ばされて」


「左遷だ!」


「左遷じゃねぇよ!地獄から天に左遷とかあるわけないだろ!

まぁいい、とにかくここで止まってしまっては

自力や力を借りてもで天に行くことはできないが

地獄へ戻ることはできる、ただしこれも自力では無理だが

力を借りれば戻ることはできる

お前たちには、その力となって欲しい」

「なんか急に真面目な感じになってきたけど

力を貸すって言っても、どうすればいいのよ」

「力と言っても色々あってな、負をエネルギーとして使えば

おそらく戻ることができる」

「負?」

珍しく、華奈が自分から言葉を発する。

「そうだ、例えば苦手なことがあるとしよう。

苦手なものは、そいつにとってマイナスにしか捉えられないだろう?

その苦手を克服すれば、そいつは苦手をひとつなくすことになる。

その苦手と感じていたものをエネルギーとして力をもらって

わたしは地獄へ戻ることができる、というわけだ」

「難しいなぁ」

「まぁ、手っ取り早くお前たちの苦手なものを克服してもらって

それをエネルギーとすれば、あたしはすぐに戻れる

さ、苦手なものをさっさと克服しろ」

「いやいやいや、そんなすぐ言われても

思いつかないし!」


「そうだ、まだ二人の名前を聞いてなかったな」

「あ、わたしは山田鈴々」

「鈴々?珍しい名前してんなぁ」

「苗字がシンプルだとかで」

「えっと、わたしは姫麹華奈」

「お前は苗字が珍しすぎるな」

「二人とも漢字で書くと、名前をよく間違われるから」

そう言うと、鈴々はメモとペンを取り出して

二人の名前の漢字を白紙に書いていく。


―姫麹華奈


「はなだけど、かなって呼ばれたり」


―山田鈴々


「れいれいだけど、りんりんとか、すずとか」


「なるほど、これは確かによく間違えられたって仕方ないわ

でも分かるよ、あたしは名前が長すぎるから。

一度言ったところですぐには覚えてもらえない

二度、三度言ったって無理な時もある」


―ノキアル・ヘルオンアース・ファミリャー

長すぎて覚えてもらえない名前。


「まぁ、略してノキアルとかでいいから」

「じゃあ、のきあさん」

「のきあさん?」

そう、漢字はこれ。


―梠亜

「これ、のきって読むのか?」

「携帯で変換したら、一番最初に出てきた」

「それが理由かよっ!」

「じゃ、じゃあ、梠亜さん」

「ほら、華奈も呼んでるし、良いんじゃない?」

梠亜さんは、渋々そしてまんざらでもない様子で

二人から顔を反らした。



--------- つづく。



というわけで、復帰第1号『揺れゆくNokia』

の1話でございました。


あかんわー、いくら創作意欲が湧いたからって

いきなりほぼ無口に近いキャラを登場させるとか

ほぼ無茶に近かった!

おかげで、なんかgdgdだったり

でもなんか、狙い通りというか

こう表現したかった!って書けた部分もあって

まぁまぁそれなりの1話になりました。

予定では、全3話の構成で2話と3話で

華奈、鈴々それぞれピックアップして

話が進んでいく感じを脳内で描いています。


これが全部書き終わったら、次の何かを

書き始めたいくらいやる気が湧いているので

このやる気が続いてるあいだは、がんばります(


というわけで、翼の人でした。

次回、第2話「地獄の精霊 梠亜さん、アイロンのスチームで火傷を負う」

乞うご期待!

・・・サブタイはもちろん嘘だぞ!


  完成:2013.8.27 著作:翼の人
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